開けて、
待っています。

ちゃんちーずは、東京都練馬区の労働者協同組合です。決まった曜日に、決まった場所を開けています。何かあったときに声をかけてもらえる相手でいるために、何もない日にそこにいる。それが私たちの仕事の大半です。

えんじ色と黄土色の壁が並ぶ三階建てのビルの外観。ちゃんちーずの拠点
ホーロー容器に山盛りにされた、揚げたての唐揚げとフライドポテト
畳の部屋に広げた人生ゲームの盤を、子どもと大人が囲んでいる様子

立ち位置

駆けつける法人と、開けつづける法人。

練馬区で生活困窮者支援を続けてきた特定非営利活動法人わかちあい練馬から、事業を担う部隊として独立したのが本組合です。どちらも現場を持ちますが、必要とされる速さと続け方がちがいます。

特定非営利活動法人

わかちあい練馬

  • 暮らしの相談と、緊急時の対応
  • 住まいを失った方への支援
  • 制度の谷間を埋める活動と政策提言

寄付と会費を財源に、制度になっていない支援を機動的に立ち上げます。

労働者協同組合

ちゃんちーず

  • 決まった曜日にひらきつづける場の運営
  • 行政からの委託事業・補助事業の受託
  • スタッフの雇用と、働く場としての整備
  • 地域に足りない事業の立ち上げ

事業収入を柱に、立ち上がったものを続ける体制をつくります。

駆けつける仕事と、毎週決まった時間にドアを開けつづける仕事とでは、必要な体制がちがいます。法人を分けたのは、そのためです。

いま動いている事業

こども・若者の育ち支援事業

ごはんがあって、
だれかがいる。

練馬区氷川台の拠点1階を、週に3日ひらいています。ごはんを食べて、遊んで、宿題をして、帰る。それだけの場所です。すべて無料で、予約も、来る理由の説明もいりません。学童や児童館が休みになる日曜と、平日の放課後の、ふたつを開けています。

ごはん

ひらいている日は、昼か夕、または両方の食事を出します。おかわりできます。アレルギーは受付でお知らせください。費用はかかりません。

過ごす

プログラムも時間割もありません。ボードゲーム、マンガ、昼寝。なにもせずに座っているだけでもかまいません。ここで守ることは、来ている人と話しながら決めます。

宿題

やる場所と、机と、聞ける相手があります。学校のペースと合わないときも、自分の進み方でやれます。やらなくてもかまいません。

大人がいる

ひらいている日は、かならず大人がいます。話したいことがあれば聞きます。何もなければ、ゲームの相手をしています。

テーブルの上に高く積み上がったジェンガのタワーを、子どもが崩さないように支えている

てんぐちゃんち

日曜日、朝から夜まで。

小学生・中学生・高校生世代

学童も児童館も休みになる日曜日に、朝から夜まで9時間ひらいています。昼ごはんと夕ごはんを食べて、あとは好きに過ごしてください。ずっといても、顔を出してすぐ帰ってもかまいません。

開室日
毎月第1・第3日曜日
時間
10:30〜19:30
食事
昼ごはん・夕ごはん
費用
無料・予約不要

てんぐちゃんちの詳細 →

テーブルサッカーゲームで対戦しているところ

とんぼちゃんち

火曜と金曜の、放課後。

小学生・中学生・高校生世代

学校が終わったあとの3時間。夕ごはんを食べて、宿題をして、話して、帰る。長期休みと祝日は、朝から開けています。

開室日
毎週火曜日・金曜日
時間
16:30〜19:30
長期休業期間・祝日は 10:30〜19:30
食事
夕ごはん(終日ひらく日は昼ごはんも)
費用
無料・予約不要

とんぼちゃんちの詳細 →

これから展開する分野

必要が見えたときに、すぐ手を挙げられるように。

支援の現場では、必要が先に見えます。定款には福祉分野の事業を幅広く定めてあり、行政の公募や地域からの相談に、法人格の制約なく応じられる状態にしています。

生活困窮者支援

準備中

生活困窮者自立支援法・生活保護法にもとづく受託事業、無料低額宿泊所や日常生活支援住居施設の運営、フードバンク。

居住支援

準備中

住宅セーフティネット法にもとづく居住支援業務、住まいの確保が難しい方への転貸・管理。3階を若年層向けの住まいとして整備中です。

就労・仕事づくり

準備中

就労支援、飲食業、清掃・家事支援・運搬などの生活支援サービス。働きづらさを抱える人が加われる仕事をつくります。

障害福祉・高齢福祉

準備中

障害者総合支援法、介護保険法、老人福祉法にもとづく各種サービス。拠点は元デイサービス施設で、設備が残っています。

なぜ労働者協同組合か

立ち上げの速さと、働く人の決定権。

労働者協同組合は、行政の認可を待たずに登記だけで設立でき、事業の種類にも制限がありません。必要が見えてから事業を始めるまでの時間を、いちばん短くできる法人格です。

そのうえで、出資した人が働き、働く人が運営を決めます。現場を知らない誰かが方針を決めて、現場が従うという構造にならない。福祉の仕事を続けていくうえで、これは効率の問題であると同時に、質の問題だと考えています。

剰余金の配当は行いません。設立後すみやかに特定労働者協同組合の認定を東京都に申請する予定です。

お問い合わせ

事業のご相談も、現場の手伝いも。

行政・企業・団体のみなさまからの委託や協働のご相談、物件や設備のご提供。そして、居場所の調理や見守りを手伝ってくださる方。どちらもお待ちしています。